年収別の手取り新NISA住宅ローン
2026年版・最新の税率で計算

年収1,400万円の手取りはいくら?月収・ボーナス・税金・社会保険料を解説(2026年)

年収1,400万円の会社員が実際に受け取れるのは年972万円前後、月にして約81万円です(2026年・東京都・独身・39歳以下の場合)。社会保険料147.9万円と税金280.1万円が差し引かれ、手取り率は69.4%になります。

公開日:2026年11月3日 / 2026年度の保険料率・令和8年分の所得税で計算

手取り(年額)972万円9,720,196円
手取り(月額)81万円ボーナスなし12等分
手取り率69.4%天引き 428万円
手取り時給換算5,063円年1,920時間で計算

年収1,400万円の手取りと天引きの割合

年収1400万円の内訳:手取り972万円(69.4%)、所得税178.4万円、住民税101.7万円、健康保険等69.6万円、厚生年金71.4万円、雇用保険7万円手取り率69.4%手取り972.0万所得税178.4万住民税101.7万健康保険等69.6万厚生年金71.4万雇用保険7.0万
図1:年収1,400万 手取りと税金・社会保険料の割合(独身・39歳以下・ボーナスなし)

円グラフのとおり、年収1,400万円のうち手元に残るのは69.4%。天引きで最も大きいのは厚生年金保険料(71.4万円)で、所得税と住民税を合わせた税金(280.1万円)に次ぐ規模です。

年収1,400万円の手取り月収は?ボーナスあり・なしで比較

求人票の「年収1,400万円」がボーナス込みかどうかで、毎月の生活費に使える額は変わります。月給116.7万円×12か月の場合と、月給87.5万円+ボーナス年4か月分の場合を並べると次のとおりです。

項目ボーナスなしボーナス年4か月
額面の月給1,166,667円875,000円
月の社会保険料−123,267円−108,202円
月の手取り(目安)810,016円579,019円
ボーナス1回の額面—1,750,000円
ボーナス1回の手取り(目安)—1,304,876円
年間の手取り9,720,196円9,557,978円

ボーナスありの場合、毎月の手取りは約57.9万円と23.1万円少なくなりますが、年間の手取りの差は162,218円(ボーナスなしの方が多い)にとどまります。差が出るのは、社会保険料が「標準報酬月額」という等級で決まり、月給とボーナスで端数の扱いが異なるためです。

月の手取りは、所得税の年額を給与・賞与の額で按分し、住民税を12等分した概算です。実際の毎月の源泉徴収額は「源泉徴収税額表」で決まり、差額は年末調整で精算されます。なお国税庁によると、2026年分の基礎控除引上げは2026年11月までの源泉徴収には反映されず、年末調整でまとめて精算されます。そのため2026年12月(年末調整)の還付が例年より大きくなる見込みです。

年収1,400万円の税金・社会保険料の内訳

項目年額月額年収比
額面年収14,000,000円1,166,667円100%
健康保険料9.85%の折半−679,644円56,637円4.85%
子ども・子育て支援金0.23%の折半−15,864円1,322円0.11%
厚生年金保険料18.3%の折半−713,700円59,475円5.10%
雇用保険料0.5%−69,996円5,833円0.50%
所得税(復興特別所得税込み)税率33%−1,784,100円148,675円12.74%
住民税所得割10%+均等割−1,016,500円84,708円7.26%
手取り9,720,196円810,016円69.43%

所得税の計算ステップ(2026年分)

  1. 給与所得控除:1,950,000円 → 給与所得 12,050,000円
  2. 社会保険料控除:1,479,204円(全額が所得控除)
  3. 基礎控除:620,000円(合計所得655万円超のため本則のみ)
  4. 課税所得:9,950,000円 → 税率33%(速算表)
  5. 所得税+復興特別所得税(×1.021):1,784,100円

住民税は基礎控除が43万円と所得税より小さいため、課税所得は10,140,000円。これに10%をかけ、調整控除2,500円を引いて均等割5,000円を足すと1,016,500円です。

計算の前提:2026年(令和8年分)・東京都23区在住・協会けんぽ加入の会社員。社会保険料は2026年度(4月〜)の料率で12か月分、標準報酬月額は等級表で判定。所得税は年末調整後の年額(基礎控除・社会保険料控除のみ、扶養は各表の条件どおり)。住民税は2026年の所得に対する額(2027年6月〜の天引き分)で、所得割10%・均等割5,000円(区民税3,000円+都民税1,000円+森林環境税1,000円)。

この年収のポイント(2026年版)

年収1,400万円で課税所得は995万円となり、所得税率は33%に上がります。住民税10%と合わせると、昇給分の約4割(復興特別所得税を含め約43.7%)が税金です。手取り率は69.4%まで下がります。

年収が50万円増えて1,450万円になると、手取りは25.9万円増(増えた分の52%が手元に残る計算)です。逆に1,350万円との差は28万円です。

扶養・配偶者がいる場合、40歳以上の場合の手取り

年収1,400万円で専業主婦(主夫)の配偶者や子どもを扶養している場合、所得税と住民税が軽くなる分だけ手取りが増えます。反対に40歳の誕生月からは介護保険料(料率1.62%を労使折半)が上乗せされ、手取りは減ります。 本人の合計所得が900万円を超えると配偶者控除が段階的に縮小し、1,000万円超(年収1,195万円超)ではゼロになる点に注意してください。

ケース手取り年額月額独身との差
独身・39歳以下基本ケース972万円81万円—
独身・40〜64歳介護保険料0.81%が加算965.7万円80.5万円−63,280円
配偶者控除あり配偶者の給与収入136万円以下(2026年分)972万円81万円+0円
配偶者+高校生の子1人一般の扶養控除38万円994.7万円82.9万円+226,500円
配偶者+大学生の子1人特定扶養控除63万円1004.3万円83.7万円+322,800円

配偶者・子はいずれも収入なしを想定。16歳未満の子は扶養控除の対象外(児童手当の対象)です。40〜64歳のケースは介護保険料111,780円/年を加算。2026年分から配偶者控除・扶養控除の所得要件は合計所得62万円以下(給与収入136万円以下)に緩和されています。

年収1,400万円のふるさと納税の上限目安

独身・39歳以下で、社会保険料以外の控除がない場合、ふるさと納税で自己負担2,000円に収まる寄附額の目安は約361,000円です(返礼品の目安は寄附額の3割以内)。

計算方法(総務省の計算式)
控除上限額 = 住民税所得割額 × 20% ÷(90% − 所得税率 × 1.021)+ 2,000円
= 1,011,500円 × 20% ÷(90% − 33% × 1.021)+ 2,000円 ≒ 361,280円

配偶者控除や扶養控除、医療費控除、住宅ローン控除(住民税からの控除分)がある場合は上限が下がります。ワンストップ特例は寄附先が5自治体以内の会社員が利用できます。

iDeCoを使うと手取りはどう変わる?

iDeCo(個人型確定拠出年金)の掛金は全額が所得控除になり、所得税と住民税が下がります。企業年金のない会社員の上限は月2.3万円で、2026年12月の掛金(2027年1月引落し)からは月6.2万円に引き上げられる予定です。

掛金年額節税額(年)実質負担
月2.3万円276,000円120,500円155,500円
月6.2万円(改正後)744,000円325,000円419,000円

年収1,400万円なら月2.3万円の積立で年約12.1万円の節税。掛金は60歳まで引き出せないため、生活防衛資金を確保したうえで、新NISAとの使い分けを考えるのがおすすめです。

税金の軽減額は、掛金を所得控除に加えて所得税・住民税を再計算した差額(独身・39歳以下)。運用成果は保証されません。

年収1,400万円は高い?平均・中央値との比較と上位何%か

国税庁「令和7年分 民間給与実態統計調査」(2026年9月公表)によると、1年を通じて勤務した給与所得者5,163万人の平均給与は487万円(男性597万円・女性342万円、正社員559万円)。年収1,400万円は平均より913万円高く、給与階級別の分布から推計すると年収1,400万円を超える人は約2.8%です。

出典:国税庁 令和7年分 民間給与実態統計調査(給与階級別の構成比)。太字は年収1,400万円が含まれる区分。上位割合と中央値(約420万円)は区分内を均等分布とみなした当サイトの推計で、国税庁が公表する値ではありません。平均値は一部の高所得者に引き上げられるため、「普通の年収」の感覚は中央値の方が近いと言われます。

年収1,400万円の生活レベル:家賃の目安と生活費モデル

手取り月81万円(ボーナスなし)の場合、家賃の目安は手取りの25〜30%で20.3万円〜24.3万円、上限の目安とされる3分の1なら27万円です。総務省「家計調査」(2025年平均)の単身世帯の消費支出は月173,042円。手取りはこれを63.7万円上回っており、家賃を払っても貯蓄に回す余力があります。

費目(独身・賃貸)配分月額の目安
家賃(管理費込み)28%226,800円
食費15%121,500円
水道・光熱費5%40,500円
通信費(スマホ・ネット)4%32,400円
日用品・衣服5%40,500円
交通・交際・趣味12%97,200円
保険・医療4%32,400円
その他・予備費7%56,700円
貯蓄・投資20%162,000円

この配分なら毎月約16.2万円、年194.4万円を貯蓄・投資に回せます。ボーナスがある場合は、ボーナスの手取りを丸ごと貯蓄に回すと貯蓄率をさらに上げられます。

配分は当サイトが示す一般的な目安で、地域・通勤・家族構成で大きく変わります。

前後の年収と手取りを比較

年収1300万〜1500万円の手取り比較:1300万円→917.9万円、1350万円→944万円、1400万円→972万円、1450万円→998万円、1500万円→1023.9万円濃い棒=手取り(万円)/薄い枠=額面 下段=手取り率9181300万71%9441350万70%9721400万69%9981450万69%10241500万68%
図2:年収1,400万円前後の手取り(独身・39歳以下・ボーナスなし)
年収手取り年額月額手取り率
年収1,300万円917.9万円76.5万円70.6%
年収1,350万円944万円78.7万円69.9%
年収1,400万円972万円81万円69.4%
年収1,450万円998万円83.2万円68.8%
年収1,500万円1023.9万円85.3万円68.3%

年収が上がるほど所得税の税率が段階的に上がるため、手取り率はゆるやかに下がっていきます。一方で厚生年金保険料は標準報酬月額65万円で頭打ちになるため、社会保険料の割合は下がっていきます。

年収1,400万円の手取りを身近なもので換算すると

年収1400万円を身近なものに換算:月の手取りでラーメン(1杯1,000円)が810杯、年の税・社保でコンビニコーヒー(1杯150円)が28,532杯、8時間の手取りで映画館(1回2,000円)が20.3回月の手取りで810杯ラーメン(1杯1,000円)年の税・社保で28,532杯コンビニコーヒー(1杯150円)8時間の手取りで20.3回映画館(1回2,000円)
図3:例示価格(ラーメン1杯1,000円・コンビニコーヒー1杯150円・映画1回2,000円)で換算

月の手取り81万円はラーメン810杯分。1年間に払う税金と社会保険料(428万円)は、コンビニコーヒーに換算すると28,532杯、毎日1杯飲んでも約78.2年分です。手取りの時給換算は約5,063円なので、8時間働くと映画を20.3回観られる計算になります。

価格は計算用の例示で、実際の価格は店舗・地域・時期により異なります。

自分の条件で手取りを計算するボーナスの月数・年齢(介護保険)・配偶者や扶養の人数を入れて、2026年の手取りをすぐに計算できます。

手取り計算ツールへ →

年収1,400万円の手取りに関するよくある質問

年収1,400万円の手取りはいくらですか?

2026年の制度で計算すると、東京都在住・独身・39歳以下の会社員なら手取りは年約972万円です。額面から社会保険料147.9万円、所得税178.4万円、住民税101.7万円が差し引かれ、手取り率は約69%です。

年収1,400万円の手取り月収はいくらですか?

ボーナスなしで12等分すると月の手取りは約81万円(額面月給116.7万円)です。ボーナスが年4か月分ある場合は月給87.5万円で、毎月の手取りは約57.9万円、ボーナス1回あたりの手取りは約130.5万円です。

年収1,400万円で税金と社会保険料の割合は?

天引きの合計は約428万円で年収の30.6%です。内訳は社会保険料が10.6%、所得税が12.7%、住民税が7.3%です。

年収1,400万円のふるさと納税の上限はいくら?

独身・社会保険料以外の控除なしの場合、総務省の計算式による控除上限の目安は約361,000円です。配偶者や扶養家族がいる、医療費控除や住宅ローン控除を使う場合は上限が下がるので、少し余裕を持たせて寄附しましょう。

年収1,400万円の家賃の目安は?

一般的な目安は手取り月収の25〜30%で、年収1,400万円(手取り月81万円)なら家賃20.3万円〜24.3万円程度です。貯蓄を優先するなら下限寄り、通勤時間を重視するなら上限寄りが目安になります。

年収1,400万円は平均より高いですか?

国税庁「令和7年分 民間給与実態統計調査」の平均給与は487万円で、年収1,400万円は平均より913万円高い水準です。給与階級別の分布から推計すると、年収1,400万円を超える人は全体の約2.8%です。

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出典・参考資料

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